実は幅広い!ライターの種類や仕事内容となるための5つの方法

こんにちは、Webライターの藤崎 彩です。

この記事では、ライターの種類と仕事内容について詳しく解説していきます。

一口にライターといっても実は様々なジャンルがあるんです。

藤崎彩
Webライター彩
めくるめくライターの世界にご案内していきます^^
この記事の内容

多様なジャンルのライターのお仕事。その仕事内容とは?

多様なジャンルがあるライターのお仕事ですが、その仕事内容を大きく分けると次の5つになります。

  1. 専門ライター
  2. コピーライター
  3. 取材ライター
  4. ルポライター
  5. シナリオライター

それぞれのライターの仕事内容を詳しくみてきましょう。

ライターの種類と仕事内容
1.専門ライター

専門ライターは、その分野に特化した記事を書くライターのことです。

「ジャンルの数だけ専門ライターがいる」といっても過言ではないくらい、様々な専門ライターがいます。

ここでは主だった5つの専門ライターについてご紹介していきます。

  1. トラベルライター
  2. グルメライター
  3. サイエンスライター
  4. 美容ライター
  5. その他の専門ライター

 

専門ライターの種類
1.トラベルライター

トラベルライターとは、「旅を仕事に」している専門ライターのことです。

その土地の観光スポットやグルメ情報などを取材して、旅行雑誌やガイドブックで紹介します。

近年は、フリーのトラベルライターが増えていて、旅先の情報を自分のブログなどで紹介しています。

ライターのなかでも、ライバルが多い分野になるので、独自の視点や専門的知識が必要になってきています。

 

専門ライターの種類
2.グルメライター

グルメライターは、食べ物の記事を専門に書くライターです。

トラベルライターと同じく、雑誌の特集やガイドブックでの執筆が主となります。

味の表現だけでなく、素材や調理法、シェフの知識など、さまざまな情報を取り入れて記事にしていく必要があります。

 

専門ライターの種類
3.サイエンスライター

サイエンスライターとは、その名の通り「サイエンス(科学)」を専門に執筆するライターのことで、専門性の高いジャンルです。

科学に関する専門的な知識や見解はもちろんのこと、さまざまな角度からの視点や洞察力、それを読む人に分かりやすく伝える技術が必要となります。

 

専門ライターの種類
4.美容ライター

美容ライターとは、スキンケアやメイク、ダイエットといった美容に関する知識や情報を記事にするライターで、主に雑誌や本、WEBなどの媒体で執筆します。

雑誌の美容ライターの場合は、アシスタントを1~2年経験し、ページの構成や、カメラマンやスタジオの確保などのスケジュール管理、雑誌への企画出しや打ち合わせなどをおこなっていきます。

雑誌の美容ライターになるには、出版社に入社するか、雑誌などに掲載されている「美容ライター・アシスタント募集」などに応募し、アルバイトを経て美容ライターとして活躍していきます。

Webの美容ライターになるには、自分のサイトを立ち上げて書いていく場合や、Webの美容ページのライターに応募する方法があります。

高い美意識と、新しいものへの好奇心、商品の利点を消費者に分かりやすく説明するスキルが求められます。

 

専門ライターの種類
5.その他の専門ライター

この他、スポーツライターや自動車ライター、ファッションライター、テクニカルライターなど多様な分野があります。

ニッチな分野であればある程、ライバルが少なく重宝されるライターとなることができるでしょう。

どの分野の専門ライターにもいえることですが、ライティング技術だけでなく、その分野への深い知識と粘り強く取材していく忍耐力、その分野に関わる人たちとのネットワーク作りなどが要求されます。

AYA FUJISAKI
Webライター

専門ライターは自分の”好き”を突きつめていける仕事です。
「その分野にどれだけ情熱を持てるか」これが一流の専門ライターへの道です^^

 

ライターの種類と仕事内容
2.コピーライター

コピーライターとは、おおまかに言うと、商品を魅力的にみせたり売上につながるように書くライターのことです

コピーライターの仕事には、更に3種類あります。

  1. コピーライター
  2. セールスコピーライター
  3. Webライター

 

コピーライターの種類
1.コピーライター

コピーライターとは、言葉で商品を印象付けるライターのことです。

電車の中の広告やテレビCMなどで使われるフレーズ、いわゆるキャッチコピーやキャッチフレーズと呼ばれるものを作成します。

たとえば、

生きろ。

映画「もののけ姫」

かわいいは作れる

花王「エッセンシャル」

NO MUSIC NO LIFE

タワーレコード

すべては、お客様の「うまい!」のために。

アサヒビール

このように企業や商品のイメージを伝える言葉を作るのです。

対象のものを短く、分かりやすく、印象的にみせるための言葉選びが重要です。

文章を長く書く場合は少ないですが、独創力や発想力が求められます。

 

コピーライターの種類
2.セールスコピーライター(セールスライター)

セールスコピーライターとは、商品を売ることに特化した記事を書くライターのことです。

代表的な仕事の1つがセールスレターを書くことです。

顧客の悩みやニーズを理解し、その商品の魅力を文章にしていきます。

セールスレターについて詳しく知りたいという人は、こちらの記事を読んでみてね。

 

商品のリサーチや、顧客心理の理解、売るためのコピーライティング術などのスキルが必要となります。

 

コピーライターの種類
3.Webライター

Webライターとは、ホームページやブログ、メルマガなど、Web媒体に載せる記事を書くライターのことです。

ニュースサイトの記事、ネット広告の文章、ECサイトの商品説明文といったコンテンツを作成します。

一般的なライティングスキルに加えて、サイトへのアクセスを高めるためのSEOを考慮した適切なキーワード選びなど、web媒体ならではのセンスとスキルが求められます。

 

ライターの種類と仕事内容
3.取材ライター

取材ライターとは、スポーツやグルメなど、何かのテーマに関して取材を行い、それを記事としてまとめていく仕事です。

ライティングスキルだけでなく、取材をする上で大切なヒアリング力やコミュニケーション力、交渉力、粘り強く取材を続ける精神力といった能力が求められます。

 

ライターの種類と仕事内容
4.ルポライター

ルポライターとは、社会的な問題や事件を題材に現地で取材を重ね、記事にまとめるライターです。

ルポライターは現地報告者や記録者ともいわれ、客観的にありのままの事実を詳細に書くことが求められます。

世の中で起こっている事象に対しての鋭い問題意識、綿密な取材を重ねる粘り強さ、取材内容を客観的に読者の心に伝わる文章が必要です。

出版社や新聞社から依頼を受けて書くケースと、自ら関心のあるテーマで作成した記事を出版社に持ち込むケースがあります。

似たような職業にジャーナリストがありますが、ルポライターとの大きな違いは、その事象に対して筆者の見解や主張、批判を加えるというところです。

ルポライターは、表現や内容によってはノンフィクションとして文学の領域まで高めることもできます。

 

ライターの種類と仕事内容
5.シナリオライター

シナリオライターとは、ドラマや映画、舞台の脚本を書くライターのことです。

このシナリオの出来が、作品の良し悪しへと繋がります。

 

このように、代表的なライターの種類をご紹介していきましたが、共通していえるのが、文章を書くことで対価を得るということです。近年では紙媒体だけでなく、Web媒体でのライティング業務が急増しているため、書くことが好きであれば、ライターになるにチャンスは少なくありません。

AYA FUJISAKI
Webライター

ライターになりたいと思ったら、まずは自分が興味があったり得意だと思うジャンルを知っておきましょう!

 

ライターになるための5つの方法

rawpixel / Pixabay

ライターになるには、主に5つの方法があります。

  1. 会社へ入社する
  2. 編集者になる
  3. クラウドソーシングなどで仕事をする
  4. ライターと名乗る
  5. 自分でサイトを立ち上げる

1つずつ詳しく紹介していきますね。

 

ライターになるための5つの方法
1.会社へ入社する

ライターになるための方法、1つ目は「会社へ入社する」ことです。

ライターを募集している会社に入社して、アシスタントから始め、ライターとしてのスキルを磨いていく方法です。

出版社や雑誌社などへ入社する場合と、企業の入社しその企業の宣伝部などに所属して、コピーライティングなどを手掛け場合とがあります。

ライターになるための5つの方法
2.編集者になる

ライターになるための方法、2つ目は「編集者になる」ことです。

編集者とは、書籍や雑誌、漫画などを作成するときに、企画出しから予算の決定、取材、記事編集などの一連の流れを担当する人のことです。

媒体のコンセプトや方向性、ターゲットを理解してページを作りあげるため、媒体全体を見る力求められます。

 

編集者とライターでは仕事内容や求められる能力は違いますが、実際の現場では両方の仕事をこなしている人が大勢います。

たとえば、ライターから上がってきた文章を修正したり、文字数が少ない箇所の執筆は編集者自身が行うこともあります。

こうしたことから、出版社や編集プロダクションなどに就職して編集者として経験を積み、ライターとして独立する人が多いです。

編集者の「媒体全体を見る力」を武器に、ライティング技術を磨いていくことで「自分で企画や構成もできるライター」として活躍することができます。

 

 

ライターになるための5つの方法
3.クラウドソーシングなどで仕事をする

ライターになるための方法、3つ目は「クラウドソーシングなどで仕事をする」ことです。

ランサーズやクラウドワークスといった、クラウドソーシングでは、ライターの募集が常にあります。

最初は、単価はあまり高くはありませんが、低いところから始めて実績をつけていくことで、どんどんあげていくことができます。

独学でライティングを勉強した人などは、「仕事」として自分の力量を試すきっかけになります。

 

ライターになるための5つの方法
4.ライターと名乗る

ライターになるための方法、4つ目は「ライターと名乗る」ことです。

ライターには、「この資格を取ればライターとして名乗れる」など、明確な基準がありません。

なので、「私はライターです」と名乗ってしまえば、あなたはライターなんです。

ただ、実績を求められる世界なので、最低限の知識とライティングスキルを持っていないと、仕事はすぐになくなってしまいます。

また、安定した収入を得るためには、日々ライディングスキルを向上させて、自分で営業も行っていかなければなりません。

 

ライターになるための5つの方法
5.自分でサイトを立ち上げる

ライターになるための方法、5つ目は「自分でサイトを立ち上げる」ことです。

私のように、自分でWebサイトを立ち上げて情報発信をしていくこともできます。

はじめは、アメブロなどのブログ作成ツールから利用してみて、ある程度集客が集まるようになったらWordPressなどの無料のブログ作成ソフトで、自分のサイトを作ってみるといいですよ。

⇒ WordPress・ドメイン・サーバーを解説! Webサイト立ち上げ方法

 

【まとめ】ライターは誰でもなれるけど競争率が高い!

ライターは、ぶっちゃけ自分で名乗ってしまえば「ライター」です。

資格や学歴などは必要ないので、パソコンがあって文章をかければ誰でもなれるといっても過言ではありません。

なので、競争率がめっちゃ激しいんです。

特に、「1つの企業で定年まで働く」という終身雇用制度が多くの企業で崩壊し、「組織に属さないでパソコン1つで生活する」という新たな価値観が認められ始めている今、ライターとして独立を考えている人も増えています。

また、大企業の不祥事が相次ぐなど、サラリーマンでいることが必ずしも安心・安定ではないことから、ライターを副業として始める会社員や主婦の人も多くいます。

これからライターの仕事は益々競争率が激しくなり、実力格差が広がっていくことでしょう。

 

そんな中で、どうやってライターとして稼ぎ、自分らしくライフスタイルを送ることができるのか?

このサイトでは、ライティングの技術から、独立、ライターとして感じていることなど、ライターに必要と思われる情報を発信し続けていきたいと思っています。

 

ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

Webライター 藤崎 彩

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